こんにちは、こんばんわ、circle Potionです。

今回はちょっとしたご報告となります。

2019年1月16日をもちまして、当サークルは同人音声作品の制作をほぼ終了させていただきます。

終了することに関しては、数年前から考えていましたが、先日、体調不良が重なり、精密検査を受けました。前々からストレスからくる血流の異常があり、耳鳴りなどに悩まされていたのですが、今回の検査の結果、右耳の低音域の聴力が完全に失調、障碍者レベルであるとあらためて診断を受けました。聴力を取り戻すのなら手術(こちらは戻る保証はないとのこと)か補聴器を付けるかの二択しかなく、左耳でカバーできる間は自然なままがいちばんだというアドバイスを主治医からいただきました。

右耳の低音域が聴こえないというのは、例えばバイノーラル作品等々では、「囁かれた声」が全く聴こえない状態ということです。また、右と左にパンニングした音もかろうじて捉えることができても、音の大きさが違ってしまい、「正確な雰囲気や空気感、距離感」を捉えることができないということになってしまいます。今後、バイノーラルが主流になっていくであろう音声同人というジャンルにおいて、作業の過程で声優様の演技の幅をきちんと捉えることができない可能性がある。それは演者の方や購入していただくユーザー様に対して失礼ではないか、と判断し、制作の継続を断念せざるをえなくなりました。

2010年6月22日の処女作『2F』頒布から、9年間、さまざまな形・シチュエーションの音声作品を制作させていただきました。小さな個人サークルとして、至らないところもあり、いろいろと失礼ばかりだったと思います。しかし、快く依頼を請けていただき、制作に参加いただいた声優・イラストレーターの皆さまには感謝しかありません。演者にとって、楽しく演じていただけるシナリオを、と思って少し変わったモノもあったかと思いますが、納品の際に「演じてみて、とても楽しかったです」とおっしゃっていただけたのがいちばんの宝物でした。

またイラストレーターの皆さまには、声という分野において、ジャケットという素敵な洋服を描いていただいたこと、本当に助かりました。そして、頒布した作品を購入していただいたユーザー様には本当に支えていただきました。

心より皆さまに感謝いたします。

最後に、冒頭「同人音声作品の制作をほぼ終了」と書かせていただいたのは、1作だけ諸々の事情から「凍結」状態にしている作品があるからです。それはTwitterのアイコンにさせていただいているキャラクターのお話。担当声優さまの活動休止が重なり、もし活動を再開されたらぜひ、ということで「凍結」という形をとっています。『おまえがわたしの勇者さま』という作品ですが、今のところはどうなるかわかりません。もし制作できる流れができれば、その作品を頒布して、本当に最後、ということになるかと思います。

ともあれ9年間、同人音声サークルとしていろいろな作品を制作させていただき本当にありがとうございました。既存作品の頒布は引き続き行っていきますし、参加していただいた皆さんの演技やイラストのすばらしさは色あせないものでもあります。至らなかったのは自分のマネジメントやマーケティング能力だったと思っていますが、「制作に参加する人たちがいちばん楽しめるものを!」というモットーを第一に掲げていた点では、ある程度は結果を残せたかな、と思っています。

乱文・長文になり申し訳ありません。

本当に本当に、9年という長い間、ありがとうございました。

少しでも描いてきた女の子たちが、誰かのヒロインとして記憶に残りますように…。


2019.01.16:circle Potion